国試・Cbtを即突破!酸性薬物の最強ゴロ合わせと判別テクニック
計算問題が苦手な受験生がつまずきやすいのが、酸性解離定数($pKa$)を用いたHenderson-Hasselbalch(ヘンダーソン・ハッセルバルヒ)の式です。しかし、実際の薬剤師国試の薬剤過去問を分析すると、複雑な対数計算をしなくても比率の法則性さえ知っていれば数秒で解ける問題がほとんどです。
酸性薬物の解離平衡において、pHとpKaの関係式は次の通りです。
$$pH - pKa = \log \left( \frac{[\text{イオン型}]}{[\text{分子型}]} \right)$$
この式から導き出される「黄金比率ルール」を頭に入れておきましょう。
- $pH = pKa$ のとき:分子型:イオン型 = 1:1(解離度50%)
- $pH = pKa + 1$ のとき:イオン型が約90%(分子型10%)
- $pH = pKa + 2$ のとき:イオン型が約99%(分子型1%)
- $pH = pKa - 1$ のとき:分子型が約90%(イオン型10%)
- $pH = pKa - 2$ のとき:分子型が約99%(イオン型1%)
例えば「$pKa = 4.0$の弱酸性薬物が$pH = 6.0$の小腸液中に存在するときの分子型とイオン型の比率」を問われた場合、$pH - pKa = +2$となるため、即座に「イオン型が約99%(1:100)」と導き出すことができます。定義式を毎回展開するのではなく、pHとpKaの差分に着目するスピード解法を身につけることが、試験時間短縮の鍵となります。
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