カイロ界の重鎮・塩川満章の功績と現在|日本の治療史を変えたパイオニア
塩川満章氏の代名詞とも言えるのが、ガンステッド・テクニック(Gonstead Technique)です。創始者であるクラレンス・S・ガンステッド博士に直接師事し、その理論と技術を徹底的に体得した経験は、塩川氏の臨床哲学の基盤となりました。
ガンステッド・テクニックは、脊椎のサブラクセーション(神経圧迫を引き起こす関節の微小なズレ)を特定するため、以下の緻密な検査工程を踏むのが特徴です。
・ナーボスコープ(皮膚温度測定器)を用いた炎症部位の特定
・視診および静的・動的触診による関節可動域の確認
・レントゲン撮影による構造的・幾何学的分析
感覚や勘だけに頼る施術を排し、「必要な箇所のみを最小限の力で正確にアジャスト(調整)する」というガンステッドの神髄を、塩川氏は日本国内で忠実に再現・実践し続けました。この妥協のない姿勢こそが、長年にわたり医療関係者や多くの患者から絶大な信頼を集める理由となっています。
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