日本の最高気温ランキング!歴代1位41.1℃の真相と猛暑の気象理由

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歴代ランキングに幾度も名前を連ねる岐阜県多治見市や群馬県館林市、栃木県佐野市などの北関東・東海エリアには、猛暑を生み出す地形的な共通点があります。

最大の要因は、山を越えた風が急激に乾燥して高温化する「フェーン現象」です。湿った空気が山肌にぶつかって上昇すると、雨を降らせて水分を失いながら冷却されます。その後、山頂を越えて反対側の斜面を下降する際、水分を含まない乾いた空気は「100メートル下降するごとに約1℃上昇する」という乾燥断熱減率に従って急激に温まります。山を越えて吹き下りた風は、元の空気よりも遥かに熱い突風となって平野部を襲う仕組みです。

さらに多治見市のような盆地地形では、周囲を山に囲まれているため熱が外部へ逃げにくく、すり鉢の底に熱気が滞留します。日中の強烈な日照が地面を焼き、温まった空気が上空の逆転層にフタをされることで、まるで巨大なオーブンの中にいるような過酷な暑熱環境が作り出されます。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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