ハチドリみたいな虫の正体とは?毒や刺す危険性と見分け方を徹底究明
「ブーン」という重低音の羽音を立てて猛スピードで接近されると、アシナガバチやスズメバチに襲われるのではないかと恐怖を覚えるのも無理はありません。しかし、結論を言えばオオスカシバに毒はなく、またホウジャクが刺す危険性も一切ありません。
蜂が人間を刺すために使う「毒針」は、もともと産卵管が武器として変化した器官です。しかし、ガの仲間であるオオスカシバやホウジャクには産卵管が針へと変化した構造はなく、毒腺も存在しません。口元にあるストロー状の口吻も花の蜜を吸うためだけに特化しており、人間の皮膚を突き破って血を吸ったり噛みついたりすることは構造上不可能です。
また、春先の花壇などで見かける、丸くてもふもふした毛に覆われた小型の「ツリアブ(トラツリアブなど)」についても同様です。長い口を突き出してホバリングするため危険視されがちですが、ツリアブの毒針の有無に関しても「針も毒もなし」が医学的・生物学的な事実です。
人間にとって危害を加える要素は何一つないため、近くを飛んでいても慌てて手で払ったり殺虫剤を噴射したりする必要はありません。静かに見守っていれば、蜜を吸い終えた後に自然と飛び去っていきます。
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