そびえ立つ巨大な壁を激写!ベタ踏み坂撮影スポット完全ガイド
実際に現地へ行くと、肉眼で見る江島大橋は思いのほか緩やかに感じられ、拍子抜けする人が少なくない。あのCMそのままの「奇跡の1枚」を自分の手で撮影するには、綿密に計算された撮影位置と機材のセレクトが絶対条件となる。
決定的な撮影ポイントは、橋の島根県側(松江市八束町江島)にある大根島の海岸線、ファミリーマート江島大橋店裏手から直線で約1.2キロメートルから1.5キロメートルほど離れた海岸沿いだ。橋の真正面に正対し、直線状に見通せるアングルを確保することが何よりも欠かせない。
風景写真を本格的に極めるプロやハイアマチュアが推奨するカメラ設定と裏ワザは以下の通りだ。
機材の要となるのは、300mmから600mmクラス(フルサイズ換算)の超望遠レンズだ。標準レンズや広角レンズでは肉眼同様のなだらかなスロープにしか写らない。遠く離れた位置から超望遠域で狙い撃つことで、手前の道路と奥の橋の頂上までの距離が極限まで詰まる「空間圧縮効果」が働き、平坦なアスファルトが巨大な絶壁へと化ける。スマートフォンで撮影する場合も、デジタルズームではなく光学5倍〜10倍以上の望遠レンズを搭載した最新機種を選び、離れた位置から画角をタイトに切り抜くのがコツだ。
露出設定は、絞りをF8〜F11付近まで絞り込み、画面全体の解像感とシャープネスを最大限に高める。手ブレを完全に防ぐため、シャッタースピードは最低でも1/500秒以上を確保。日中の陽炎(かげろう)による空気の揺らぎを避けるため、大気がクリアに澄み渡る早朝、あるいは夕景のシルエットが浮かび上がるマジックアワーがベストタイミングとなる。
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