広島の廃墟「魔女の館」の真相とは?心霊の噂・歴史と解体後の現在
広島の山あいに存在していたこの洋館が「魔女の館」と呼ばれるようになった最大の理由は、その特異なゴシック調の建築デザインと荒廃ぶりにありました。一般的な日本の住宅街や山林の風景とは著しくかけ離れた急勾配の屋根、ステンドグラスを思わせる窓枠、そして外壁全体を覆い尽くすほど繁茂した蔦が、まるでグリム童話に出てくる「魔女の棲家」を彷彿とさせたためです。
1990年代後半から2000年代にかけてインターネットのオカルト掲示板が隆盛を極める中、廃墟探索者によって撮影された写真が拡散。「広島の山中に本物の魔女が住んでいたような館がある」と話題になり、瞬く間にその通称が定着しました。外観のインパクトがあまりに強烈だったことから、「怪しい老婆が薬草を調合していた」「地下室で邪悪な儀式が行われていた」といった尾ひれのついた創作話が次々と付け加えられていったのが実情です。
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