しまなみ海道の絶景と限定グルメ、来島海峡Saを極める現地ルポ
建物2階へ上がると、ガラス張りのパノラマビューが広がる展望スペースが現れる。屋外デッキへ出れば、目の前にそびえ立つ来島海峡大橋の威容に誰もが圧倒されるはずだ。総延長4,105メートルに及ぶ白亜の橋脚が、青い海と緑の島々を縫うように連なる姿は、土木工学の粋を集めた近代の奇跡と言っても過言ではない。
多くの観光客が手前のデッキ中央で足を止めるが、真の穴場はテラスの最東端に位置するベンチエリアだ。ここからは橋の主塔が一直線に重なり、遠近感が強調されたダイナミックな構図を撮影できる。一眼レフを構える写真愛好家はもちろん、スマートフォンでも奥行きのあるドラマチックな1枚が容易に手に入る。
日没前後のマジックアワーは圧巻の一言。夕日が瀬戸内海を黄金色に染め上げ、やがて橋全体が温かな光でライトアップされる。漆黒の海に浮かび上がる光のアーチと、行き交う大型貨物船の航跡波が織りなす夜景は、息を呑むほど幻想的だ。
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