満員電車、Mri、最新「個室ワークブース」で息が詰まる…2026年の都市生活者が密かに抱える「閉所恐怖症あるある」と空間ストレス解消法
空間のプレッシャーは、前触れもなく身近な場面で顔を出す。代表的なシチュエーションをいくつか挙げてみよう。
まず筆頭に上がるのがエレベーターだ。扉が開いた瞬間、無意識に「開」ボタンの前に立ちたがるのは典型例と言える。奥に押し込められると途端に鼓動が速くなり、万が一途中で停止したら……という想像が脳裏をよぎる。「手前の角」をキープできたときの謎の安心感は、当事者にとって譲れない防衛本能なのだ。
映画館や劇場、飛行機の座席選定にも強いこだわりが現れる。「通路側」のシートが絶対条件で、真ん中の席を指定されると作品に集中できない。もし途中でトイレに行きたくなったら、パニックになったらどうしようという「退路の確保」への強い欲求が働くためだ。
さらに医療現場のMRI検査も難所として知られる。狭い筒状の機器に入り、工事現場のような重低音が響き渡る空間は、苦手な人にとってまさに試練の場所。最近では事前にリラクゼーション用のVRゴーグルを導入するクリニックも増えているが、検査中の恐怖感はいまだに根強い課題だ。
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