土と砂の決定的な違いとは?植物が育つ秘密と見分け方を徹底解剖
学術や土木工学の現場では、感覚ではなく厳密な数値基準で物質を分類しています。日本の土木分野で用いられるJIS規格(日本産業規格:JIS A 1201等)の粒径区分では、粒の直径によって明確な線引きがなされています。
地質学および土質工学における主な分類基準は以下の通りです。
・砂利(じゃり・レキ):粒径2mm超〜75mm以下
手で容易につかめる小石サイズ。水はけが極めて良く、構造物の基礎材などに使われます。
・砂(すな):粒径75μm(0.075mm)以上〜2mm以下
肉眼で1粒ずつ確認できる大きさ。ザラザラとした感触があり、水を通しやすい特徴を持ちます。
・シルト(沈泥):粒径5μm(0.005mm)以上〜75μm未満
砂よりも微細で、肉眼での識別が困難な粉末状の鉱物。湿ると滑らかさを感じます。
・粘土(ねんど):粒径5μm未満
極めて微細な粒子で、水分を含むと強い粘着性と可塑性(形を変えて固まる性質)を示します。
日常会話で使われる「泥」とは、シルトや粘土などの微細な粒子が水と混ざり合って懸濁した状態を指す総称です。地質学的な定義において、砂はあくまで「0.075mm〜2mmの無機物粒子」というサイズ基準で厳密に管理されています。
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