没後5年「田村正和さんの娘の画像」を求める人が絶えない理由——昭和・平成の大スターが貫いた「絶対非公開」の流儀と家族への愛
1972年に結婚した和枝夫人との間に生まれた一人娘(一般に「早樹子さん」として伝えられる)に対し、田村さんが注いだ愛情は極めて深いものだった。昭和から平成にかけて、芸能人の子供がテレビの特別番組に顔を出したり、親子CMで共演したりすることは珍しくなかった。しかし、田村家においてそうしたメディア露出は完全にタブーとされていた。
娘の運動会や授業参観といった学校行事に顔を出す際も、変装でごまかすのではなく、周囲に一切の威圧感を与えないよう極力目立たない立ち振る舞いに徹していたという。同級生の保護者たちの証言によれば、「大スターの娘」として特別視され、平穏な学校生活が脅かされることを父親として何よりも恐れていたようだ。娘が成長し大人になってからも、その姿勢が変わることはなかった。
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