『ニセコイ』最終回はなぜ「ひどい」と炎上したのか?10年後の結末と真相
作品がこれほどまでに「ひどい」と叩かれ、ネット上で大炎上した最大の理由は、もう一人の大人気ヒロインである小野寺小咲の描かれ方にありました。ファンの間で通称「ウェディングケーキ事件」と呼ばれるこのエピソードこそが、読者の激しい反発を招いた決定打です。
10年後の世界で、小野寺は実家の和菓子屋の経験を活かし、夢を叶えて洋菓子店(パティシエ)を開業していました。そこへ舞い込んだ仕事こそが、「かつて愛した一条楽と桐崎千棘の結婚式のために作る特注ウェディングケーキ」だったのです。
作中では、笑顔でケーキの仕上げをする小野寺の姿が描かれ、彼女が過去の恋を乗り越えて前を向いていることが表現されています。しかし、連載当時から圧倒的な支持を集めていた小野寺派のファンにとって、この演出はあまりにも精神的なダメージが大きいものでした。「失恋させた相手の結婚式ケーキを作らせるなんて人の心がない」「当て馬に対する公開処刑ではないか」と、作者の演出意図を超えて残酷さばかりが際立って受け止められてしまったのです。
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