【ゲーム用語】ナーフとは?おもちゃ銃が語源の理由とバフとの違いを解説
なぜ「弱体化」「下方修正」をわざわざ「ナーフ」と呼ぶようになったのか、その語源には海外ゲーム史に残るユニークなエピソードが存在します。
直接の由来となったのは、アメリカの大手玩具メーカーであるハズブロ(Hasbro)社が販売しているトイガン「NERF(ナーフガン)」です。ナーフガンは、柔らかいスポンジやウレタン製の弾を発射する玩具で、子どもが室内で撃ち合っても怪我をしない安全性が最大の特徴です。
このおもちゃの名前がゲーム用語へと転じたきっかけは、1997年にサービスを開始した元祖MMORPG『ウルティマ オンライン(Ultima Online)』での出来事でした。ある日のアップデートで、それまで猛威を振るっていた剣の攻撃力が大幅に下げられた際、不満を抱いたプレイヤーが公式フォーラムにこう書き込みました。
「運営のせいで、俺たちの愛用していた剣がまるでハズブロのナーフ銃(スポンジのおもちゃ)で叩いているかのように弱くなったぞ」
この痛烈でユーモラスな皮肉がゲーマーたちの間で爆発的に受け、「武器が弱体化しておもちゃのようになった=ナーフされた」というスラングとして定着。現在では英語圏を飛び越え、日本を含む世界中のパッチノート解説や配信で当たり前に使われる標準語となりました。
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