機材開放席とは?見え方の真実とハズレが一転「神席」になる理由を解説
「機材の隙間から覗き見るような粗悪な席ではないか」という先入観を持たれがちですが、ファンの間で機材開放席が時に「奇跡の神席」と称賛されるのには、現場の空間設計に裏付けられた理由があります。
まず挙げられるのが、アリーナ中央に設置されるPA卓(音響・照明コントロールエリア)周辺の座席が開放されるケースです。音響エンジニアが会場全体の音のバランスをチェックする場所であるため、スタジアムやアリーナの中で「もっとも音が美しく聴こえるベストポジション」でライブを堪能できます。さらに、ステージ正面の見通しが確保されていることが多く、演出全体の照明効果や特効(特殊効果)を完璧なアングルで目撃できます。
もう一つのパターンは、サイドステージや花道、バックステージの真横に位置するエリアの開放です。演出上の動線確保のために直前まで抑えられていたアリーナ前方ブロックやスタンド前列が開放されると、通常の指定席で当選した観客よりも圧倒的にアーティストに近い距離でパフォーマンスを体感できることがあります。メンバーが移動する通路のすぐ脇になるケースもあり、これがSNS上で「機材開放席が完全な神席だった」と話題になる最大の要因です。
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