ドラッグストアで買う安全な歯磨き粉!プロが明かす成分の真実
う蝕予防の代名詞ともいえるフッ素だが、その取り扱いを巡っては専門家の間でも議論が絶えない。厚生労働省が上限濃度として1500ppmを認可して以降、高濃度フッ化ナトリウムを前面に押し出したペーストが市場を席巻している。確かにエナメル質の再石灰化を促し、酸への抵抗力を高める効果は実証されているものの、うがいが十分にできない幼児の誤飲や、長期的な過剰摂取に対する懸念は依然として残る。
そこで注目したいのが、天然由来の甘味料でありながら虫歯菌に酸を作らせないキシリトールとのバランスだ。化学的な薬効にすべてを委ねるのではなく、唾液の分泌を促し自浄作用を高める天然成分を主軸に据えた製品を選ぶという選択肢がある。高濃度フッ素による化学的アプローチと、低刺激な天然由来成分による生理的アプローチのどちらを優先すべきか。それは使用者の年齢や口腔環境によって厳密に判断されるべき問題だ。
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