婚前契約書テンプレートの書き方と公正証書の費用・無効リスクを徹底解説
婚前契約書に記載する内容は、大きく分けて「婚姻生活中のルール」と「万が一の離婚・別居時のルール」の2つで構成されます。WordやPDFなどの形式で作成する際、標準的に盛り込まれる代表的な項目は次の通りです。
【プレナップの基本項目一覧】
- 生活費(婚姻費用)の分担:家賃、光熱費、食費などを折半にするか、収入割合に応じて按分するか。
- 家事・育児の分担方針:日常的な家事の役割分担や、産休・育休取得時の協力体制。
- 婚姻前の個人財産(特有財産)の特定:結婚前から保有する預貯金、株式、不動産などを明記。
- 日常家事債務以外の借金の禁止:相手に無断での高額な借り入れや保証人契約の制限。
- 不貞行為やDV・モラハラ発生時のペナルティ:有責配偶者が支払う慰謝料の基準。
- 離婚時の財産分与と清算ルール:共有財産の分割割合や対象外とする資産の範囲。
実務で用いられる基本的な書き方の例文をご紹介します。
【条項の文例サンプル(生活費と特有財産)】
第○条(婚姻費用の分担)
甲及び乙は、婚姻生活から生ずる住居費、光熱水費、食費その他の生活費用について、各自の手取り収入の割合に応じて按分し、毎月指定の共同口座に入金して負担するものとする。
第○条(特有財産の確認)
婚姻前に各自が取得した別紙財産目録記載の財産は、民法第762条第1項に基づき各自の特有財産であることを相互に確認し、婚姻中及び離婚時において他方はこれに対する権利を主張しないものとする。
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