伊勢名物「へんば餅」通販の有無は?赤福との違いや賞味期限の真相に迫る
伊勢参宮街道沿いは古くから「餅街道(参宮街道)」と呼ばれ、旅人の空腹を満たしエネルギーを補給するための名物餅が数多く誕生した。その筆頭である「赤福餅」と「へんば餅」には、見た目だけでなく製法やコンセプトにおいて明確な違いがある。
赤福餅は、柔らかい餅の上に五十鈴川の清流を模したこし餡を波状に乗せた「外餡」スタイルが特徴だ。水分量が多くしっとりとした口当たりで、全国的な駅や空港でも広く流通している。これに対し、へんば餅は上新粉(米粉)を蒸してついた餅で滑らかなこし餡を包み、平たく延ばして両面にこんがりと焼き目をつけた「中餡・焼き餅」スタイルを採用している。
香ばしい焼き目があることで、一口食べた瞬間に米の風味と餡の優しい甘さが絶妙なバランスで広がる。赤福がみずみずしい上品さを誇るのに対し、へんば餅はどこか素朴で香ばしい茶屋の味を感じさせるのが持ち味だ。地元住民の間では「普段のおやつや手土産にはへんば餅を選ぶ」という根強いファンが多く、知る人ぞ知る通好みの伊勢名物として確固たる地位を築いている。
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