インフル後の止まらない咳の正体とは?咳喘息のサインと専門医の対処法

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ウイルスがいなくなった後も咳だけが長引く現象は、医学的に「感染後咳嗽(かんせんごがいそう)」と呼ばれている。インフルエンザウイルスが気道の上皮細胞に侵入して増殖すると、喉から気管支にかけての粘膜が広範囲に破壊され、激しい炎症が引き起こされる。日本呼吸器学会のガイドラインでも、感染症の急性期を脱した後に気道が過敏になり、通常であれば反応しないわずかな刺激に対しても咳反射が誘発される状態として定義されている。

冷たい外気を吸い込んだ瞬間、エアコンの風が当たったとき、あるいは電話で声を発しただけでも喉にむずむずとした違和感が走り、一度始まると止まらない発作が起きる。これは、むき出しになった気道の知覚神経が外部の刺激に対してむき出しのセンサーのように敏感になっているためだ。上皮組織が正常に再生するまでには通常数週間を要するため、ウイルスが消失しても咳だけが取り残されてしまう。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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