保育園の火災避難訓練ガイド!園児を守る指導案と最新の実践策
火災発生時、最大のハードルとなるのが園児のパニック対策と避難誘導です。突発的なサイレンの爆音や煙の臭い、保育士の切迫した表情を敏感に察知し、子どもたちがパニックに陥って泣き叫んだり、部屋の隅やロッカーの中に逃げ隠れてしまったりするリスクが常に潜んでいます。
パニックを最小限に抑える決定的なポイントは、保育士が「パニックの連鎖を断ち切る声かけと立ち位置」を熟知しておくことです。大声で「早く逃げて!」と叫ぶと子どもの恐怖心を煽るため、保育士は低く落ち着いたトーンで「大丈夫、先生のところに集まってね」と短く明瞭な指示を繰り返します。視界を遮る煙を避けるため、子どもの目線まで姿勢を落として誘導サインを出すことが鉄則です。
自力歩行ができない0歳〜1歳児クラスでは、乳児避難訓練における複数人用抱っこ紐やおんぶ紐、避難車の活用が生命線となります。1人の保育士が抱っこ紐で2人を確保し、両手をフリーにした状態で避難誘導にあたるなど、装備品の装着スピードが避難時間を左右します。
突然の事態で固まって動けなくなる子どもに対しては、無理に引っ張るのではなく、信頼関係のある保育士が手を握り「一緒に1、2、1、2で歩こう」とリズムを作って足を動かさせる手法が現場で極めて高い効果を上げています。
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