住友林業の外構費用で後悔ゼロへ!緑化と外部業者の価格差と削減術
ここで気になるのが、住友林業緑化に依頼する場合と、外部のエクステリア専門業者に直接発注する場合の実質的な価格差だ。延床面積40坪・敷地60坪の一般的な戸建て住宅をモデルケースとして、同一仕様で見積もりを比較したデータがある。
緑化による当初の提案見積もりが総額520万円(駐車場2台分土間コンクリート、カーポート、門柱、フェンス、ウッドデッキ、植栽工事一式)だったのに対し、地域の実力派外構工事業者が作成した同一グレードの相見積もりは370万円。実に150万円もの開きが生じた。この差額の大部分は、前述の中間マージンと管理経費の有無に起因している。
しかし、単に「安さ」だけに釣られて提携外業者を選び、手痛い失敗に陥るケースもある。よくある失敗例が「建物の引き渡しスケジュールとの不整合」だ。提携外業者に依頼した場合、外構工事は基本的に建物本体の引き渡し後からしか着工できない。そのため、新居への入居時に駐車場が使えず、仮設の足場板で泥を避けながら生活する羽目になったという声は多い。
もう一つの失敗パターンは「デザインのミスマッチ」だ。住友林業特有の深い軒や格子デザイン、木目調サイディングに対する理解が浅い業者に頼んだ結果、どこにでもある量産型の無機質な庭が完成してしまい、邸宅全体の品格を損ねてしまう事故が起きている。
こうしたリスクを回避し、費用削減と完成度を両立させる成功法則は「ハイブリッド発注」または「完全分離発注の徹底管理」にある。例えば、構造物工事(土間・金物・ブロック)は技術力のある外部業者に直接依頼してコストを徹底的に削り、シンボルツリーをはじめとする植栽計画だけを住友林業緑化に託すという手法だ。あるいは、建物契約前の初期段階から外部業者を巻き込み、引き渡し直後に無駄なく着工できるよう図面協議を進めておくことが決定打となる。