マキネッタが美味しくない?苦すぎる・薄い失敗を防ぐプロの淹れ方

マキネッタが美味しくない?苦すぎる・薄い失敗を防ぐプロの淹れ方の重要なポイントについて、専門知識を基に徹底解説します。

淹れ上がりの味が悪くなる現象には、それぞれ明確な物理的・化学的要因があります。自身のカップで起きている違和感に合わせて、該当する原因を特定しましょう。

① 舌がしびれるほど苦すぎる・焦げ臭い原因
抽出に時間がかかりすぎてコーヒー粉が熱で焼けてしまう「過抽出」が疑われます。弱火ではなく強火でボイラーごと加熱しすぎているか、粉が細かすぎてお湯がスムーズに通らず、バスケット内で粉が長時間熱湯に煮詰まっているケースがほとんどです。抽出終了の合図である「ボコボコ」という泡立ち音が鳴った後も火にかけ続けると、確実に焦げ臭さが移ります。

② 顔をしかめるほど酸っぱい原因
成分が十分に溶け出していない「未抽出」が起きています。火力が弱すぎて抽出温度が上がりきらなかったり、浅煎りのスペシャルティコーヒー豆を使ったりすると、鋭い酸味だけが際立ちます。マキネッタの構造上、浅煎り豆は酸味がトゲトゲしく出やすいため相性が良くありません。

③ 水っぽくて薄い失敗の原因
コーヒー粉の量がバスケットに対して少なすぎるか、粉の挽き目が粗すぎてお湯が抵抗なく素通りしている証拠です。粉をケチって半分だけ入れたり、粗挽きの粉を使ったりすると、蒸気圧が十分に高まらず薄い出がらしのような液体になってしまいます。

④ 口の中に残る嫌な金属臭の原因
新品のアルミ製マキネッタをおろした直後や、食器用洗剤でゴシゴシ洗って表面のコーヒー油膜を落としてしまった際に発生します。アルミニウム特有の金属臭がコーヒーに移るため、適切なメンテナンスで皮膜を育てる必要があります。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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