駐在所と交番の違いとは?住み込み警察官の実態と組織改革の最前線
警察施設と聞いて多くの人が思い浮かべるのが「交番」だろう。しかし、警察法に基づく地域警察の拠点には「交番」と「駐在所」の2種類が存在する。最大の違いは、勤務体制と居住形態にある。
交番は主に都市部や駅前など、事件・事故の発生頻度が高い地域に置かれる。複数の警察官が交代制で勤務し、24時間体制で街頭パトロールや緊急通報への対応を行う。これに対し、駐在所は原則として1人の警察官とその家族が建物内に住み込み、地域に定住しながら防犯活動に従事する施設だ。
警察庁の統計によれば、全国に約1万3000か所存在する地域警察拠点のうち、約4割を駐在所が占めている。警視庁管内である東京都内であっても、奥多摩や伊豆諸島などの地域には多数の駐在所が置かれ、地域住民の顔が見える防犯ネットワークを構築している。
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