執念の放物線はどこへ描かれるのか 37歳・中田翔が迎えた「野球人生最大の分岐点」
大台となる通算300本塁打の金字塔まで、残すところあとわずか。だが、その数歩を踏みしめる道のりは平坦ではない。ベテランの身体を襲う腰痛や膝の慢性的な痛みは、スイングのキレを容赦なく削ごうとする。
それでもグラウンドに向かう足取りに逡巡はない。「一本でも多く、スタンドへ叩き込む」。シンプルな欲求が、ボロボロの肉体を突き動かす。記録への焦りなど疾風に吹き飛ばし、ただ眼前の白球に全神経を研ぎ澄ませている。
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