電気用ハンドホールの選び方と施工要点!規格や耐荷重・浸水対策を徹底解説
屋外のハンドホールは、降雨や地下水位の上昇による内部への浸水リスクに常にさらされています。完全防水仕様の密閉型を除き、通常のハンドホール内に水が侵入することは前提として設計されますが、溜まった水を適切に逃がし、配管を通じて建屋側へ水が逆流するのを防ぐ設計が求められます。
1. 底部の排水(水抜き)構造
ハンドホールの底板には水抜き穴(ドレン孔)が設けられています。設置時には水抜き穴の直下に透水シートと単粒度砕石を敷設し、浸入した雨水が自然浸透して抜けていく排水層を構築します。地下水位が高い湿地帯や粘土質の地盤では自然排水が難しいため、底板を密閉コンクリートで打設し、排水ポンプ用のピットを設けるケースもあります。
2. 管口止水処理(建屋への浸水防止)
最も防がなければならないのは、ハンドホールに溜まった雨水が埋設電線管を伝って受変電設備や建物内の電気室へ流れ込む「管路伝いの浸水事故」です。管口には以下の対策を施します。
- 管口防水プラグ(メカニカル止水):ゴムの膨張を利用して配管とケーブルの隙間を強力に密閉する専用部材。
- 耐水性止水パテ・ウレタン発泡材:多数の細径線が通る箇所に充填し、水の侵入路を隙間なく塞ぐ。
- 止水ベルマウスと接着シーリング:外壁と配管の接続境界部に止水モルタルや変成シリコーンシーラントを充填する。
タグ:
https://aitraining.bnsf.com/hwghisey/8057111/