林真理子の現在と日大改革の舞台裏|代表作や年収・家族の素顔に迫る
いまや押しも押されもせぬ大作家となった林真理子ですが、その若い頃の経歴は決して順風満帆なエリートコースではありませんでした。
山梨県山梨市の実家(書店)で育ち、日本大学藝術学部文芸学科を卒業したものの、就職活動ではマスコミや出版社など約40社を受験してすべて不採用という深い挫折を味わいます。その後、アルバイト生活や広告制作会社でのコピーライター勤務を経て、自らのコンプレックスや世間への鋭い観察眼を赤裸々に綴ったエッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』(1982年)を発表。これが累計100万部を超える大ベストセラーとなり、一躍時代の寵児となりました。
一過性のブームに終わるタレント作家と見なされることを激しく拒んだ彼女は、本格的に小説の執筆を開始。1986年には短編小説集『最終便に間に合えば』『京都まで』で第94回直木賞を受賞します。かつて就職すら叶わなかった文芸の世界で名実ともに最高峰の評価を勝ち取ったこの劇的な逆転劇は、彼女の作家人生における決定的な転換点となりました。
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