気高き菊花紋章と木の温もり!明治神宮の御朱印帳デザイン徹底解剖
現在のラインナップに見られる洗練された意匠の多くは、2026年に節目を迎えた明治神宮鎮座百年祭記念事業を契機に再構築されたものだ。次の百年へ神社の尊厳をつなぐため、素材の選定から装幀の設計に至るまで徹底的な見直しが行われた経緯がある。
全国約8万社を包括する神社本庁の傘下にあっても、明治神宮の発信する美意識は常に特別視されてきた。西陣織を思わせる織地タイプの御朱印帳に施された文様には、境内に茂る常緑広葉樹の葉脈や社殿の屋根勾配をモチーフにした幾何学美が息づく。歴史の重厚さを現代のグラフィック感覚で昇華させた完成度は、工芸品としての鑑賞にも十分耐えうる。
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