なぜ生理は夜にくる?就寝中に始まる身体のメカニズムと夜間対策
日中の活動時間帯ではなく、布団に入ってからや睡眠中に生理が始まる最大の要因は、自律神経の切り替えにあります。日中は交感神経が優位に働いており、身体は緊張状態にあって血管が収縮しやすくなっています。しかし、夜になり入浴や睡眠によって心身がリラックスすると、自律神経は副交感神経へとスイッチします。
副交感神経が優位になると、全身の血管が拡張して骨盤腔内の血流がスムーズになり、子宮まわりの筋肉の緊張が解きほぐされます。不要となった子宮内膜が剥がれ落ちる準備が整っていた場合、この筋肉の弛緩と緩やかな子宮収縮が引き金となり、経血の排出が一気に促される仕組みです。
さらに、女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量は、脳の視床下部や下垂体によって24時間周期の概日リズム(サーカディアンリズム)で微調整されています。黄体期の終わりにプロゲステロンの血中濃度が急激に低下するタイミングが夜間の体温低下期と重なることも、就寝中に月経が開始しやすい要因の一つと考えられています。
タグ:
https://aitraining.bnsf.com/csulrfhi/6920083/