消火器の中身は毒?吸い込んだ時の危険性と誤噴射の正しい掃除・処分法
消火器は一度レバーを握ると、あっという間に全量が放出されます。業務用に多い10型サイズ(薬剤量3kg)の場合、放射時間はわずか約15秒程度しかありません。
噴射を途中で止められるかどうかは、消火器の「加圧方式」によって異なります。
・加圧式消火器:
レバーを握ると内部の炭酸ガスボンベが破裂し、一気に本体容器内を加圧して薬剤を押し出す仕組みです。このタイプはレバーを離しても噴射を途中で止めることはできません。全量が出切るまで薬剤が噴射され続けます。
・蓄圧式消火器:
本体容器内に常に窒素ガスなどで圧力がかかっているタイプです。ゲージ(指示圧力計)が付いているのが特徴で、こちらはレバーを離すことで一時的に噴射をストップできます。ただし、一度でもレバーを引くと内部圧力が低下して再使用はできなくなるため、点検や再充填が必要となります。
家庭などで不要になった消火器を捨てるために「庭や空き地で中身を出し切ろう」とするケースが見受けられますが、これは極めて危険です。周囲に大量の粉末が飛散して近隣トラブルになるだけでなく、老朽化した容器が圧力に耐えきれず破裂するリスクを伴います。
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