Bmw整備士が自社車に乗らないワケ!故障率の噂と維持費のリアル
「BMWは壊れやすい」というイメージが定着した背景には、ドイツ本国と日本の走行環境の違いが生み出す定番トラブルの存在があります。
BMWにおけるトラブルの代表格が「エンジン各部からのオイル漏れ・冷却水漏れ」です。特にタペットカバーパッキン、オイルフィルターハウジング、オイルパンガスケットなどは、走行5万キロ〜8万キロ前後で熱劣化による硬化を起こし、オイル滲みが発生しやすくなります。アウトバーンを連続高回転で走行することを想定した高油温設計と、軽量化のための樹脂製パーツ多用が、日本の高温多湿かつアイドリングが続く渋滞環境においてシールの寿命を縮める要因です。
また、「電装系や各種センサー類の警告灯点灯」も定番事象の一つです。カムシャフトポジションセンサー、車速を検知するABSセンサー(パルスジェネレーター)、電動ウォーターポンプなどは、経年劣化により不意にエラーを吐き出します。物理的な走行に支障がない初期段階であっても、厳格なフェイルセーフ機能が働いてセーフモード(出力制限)に入るため、ドライバー側には「突然の大故障」として体感されやすい構造になっています。
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