三類感染症のゴロ合わせ決定版!全5疾患と就業制限を一瞬で暗記

三類感染症のゴロ合わせ決定版!全5疾患と就業制限を一瞬で暗記を徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。

ゴロ合わせで名称を覚えた後は、各疾患の臨床的特徴とキーワードをリンクさせましょう。公衆衛生や臨床各論で頻出するキラーワードを整理しました。

1. 腸管出血性大腸菌感染症(EHEC)
代表株はO157やO26、O111です。産生するベロ毒素(志賀毒素様毒素:VT1/VT2)が血管内皮細胞を障害し、激しい腹痛と鮮血便(出血性大腸炎)を引き起こします。小児や高齢者では、続発する溶血性尿毒症症候群(HUS)や急性脳症に厳重な警戒が必要です。

2. 細菌性赤痢
赤痢菌が産生する志賀毒素(Shiga toxin)が大腸粘膜を侵襲します。発熱とともにしぶり腹(裏急後重:テネスムス)を伴う頻回な粘血便が典型例です。ごく少量の菌数(10〜100個程度)で感染が成立する強い感染力も特徴です。

3. コレラ
コレラ菌が出すコレラ毒素(エンテロトキシン)が小腸上皮のGsタンパク質を標的とし、アデニル酸シクラーゼを過剰活性化させてcAMPを急増させます。これにより腸管内へ大量の水分・電解質が分泌され、腹痛を伴わない大量の「米のとぎ汁様便(米泔水様便)」と急速な脱水を引き起こします。治療の第一選択は抗生剤以前に迅速な輸液・電解質補正です。

4. 腸チフス・パラチフス
サルモネラ属菌(チフス菌・パラチフスA菌)の感染により発症します。一般的な下痢症とは異なり、潜伏期を経て段階的に体温が上昇する「稽留熱(けいりゅうねつ)」、高熱の割に脈拍が増加しない「比較的徐脈」、胸腹部の「バラ疹」、そして「脾腫」が4徴として知られます。重症化すると腸出血や腸穿孔を起こすため慎重な管理が求められます。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

タグ: https://aitraining.bnsf.com/phaaxcky/6391391/