下がり天井の間接照明で後悔ゼロ!プロが明かす失敗回避の設計術
下がり天井と間接照明の組み合わせで理想の空間を実現するには、納まりの寸法設定が成否を分ける。一般的に、下がり天井の段差(下がり幅)は100mmから200mm程度が黄金比とされる。浅すぎると器具が視界に入ってグレア(眩しさ)の原因になり、深すぎると天井の圧迫感が増して開放感を損なう。
光を美しく拡散させるためには、光源から反射面(天井または壁)までの離隔距離を最低でも150mm、理想的には200mm以上確保することが鉄則だ。立ち上がり壁の高さ(アゴの寸法)は、部屋のどこに立ってもLEDの粒感が直接見えないよう、視線角度を綿密にシミュレーションして割り出す必要がある。
気になる費用相場は、新築やフルリノベーションの場合、下がり天井の造作大工工事で約8万〜15万円、電気配線およびLED器具代金で約6万〜15万円、合計で15万〜30万円前後が一般的な目安となる。既存住宅への後付け工事では天井解体や下地補強が伴うため、さらに5万〜10万円ほど上乗せされるケースが多い。
決して小さな投資ではないが、得られる視覚的ラグジュアリー感とリラックス効果を考慮すれば、コストパフォーマンスは極めて高い。キッチンカウンター上部やリビングの折り上げ部分にピンポイントで採用することで、限られた予算内でも劇的なホテルライク空間を演出できる。
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