瀬戸内寂聴の波乱万丈な生涯と出家の真相!愛に生きた名言と遺された教え
瀬戸内寂聴(本名・瀬戸内晴美)さんは、1922年5月15日、徳島市の仏壇仏具商の家に生まれました。東京女子大学在学中の見合い結婚、夫の赴任先だった北京での生活を経て、終戦直後に引き揚げてきた彼女を待っていたのは平穏な家庭生活ではありませんでした。
夫の教え子であった年下の青年と恋に落ち、幼い長女と夫を残して出奔するという選択を下します。この破滅的とも言える情熱の暴走こそが、彼女の若い頃の原体験であり、生涯消えることのない十字架となりました。その後、正式に離婚した彼女は本格的に文学の道を志し、作家・尾崎一雄に師事して東京で執筆活動を開始します。
1957年に発表した小説『花芯』では、女性の性愛を率直に描いたことで文壇から「子宮作家」と激しいバッシングを受け、5年間にもわたり批評界から事実上の追放処分を受ける辛酸を舐めました。しかし彼女は筆を折ることなく、生きることと愛することの業を愚直に原稿用紙へぶつけ続けたのです。
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