抹茶とお茶の決定的な違いとは?製法・栄養・カフェインの真実
美味しさを最大限に引き出す抽出アプローチも対照的です。
煎茶を淹れる際は、「湯温のコントロール」が命になります。沸騰したての熱湯を注ぐと苦味・渋味成分のカテキンが一気に溶け出してしまうため、上級煎茶であれば70〜80℃、玉露であれば50〜60℃前後に湯冷まししてから急須に注ぎ、じっくりと旨味を引き出します。
抹茶の場合は、茶道のような敷居の高さを感じる必要はありません。ダマを防ぐために茶こしで粉末を一度ふるいにかけることが最大のコツです。茶碗に約1.5〜2g(ティースプーン軽く1杯)を入れ、80℃前後のお湯を60〜70ml注ぎます。茶筅(ちゃせん)を底から少し浮かせ、手首のスナップを利かせて「W」や「M」の字を描くように素早く15秒ほど振るだけで、クリーミーできめ細やかな泡が立ち、滑らかな口当たりを楽しめます。
茶筅がない場合でも、小型のミルクフォーマーや密閉ボトルを使ったシェイクで手軽に楽しむスタイルが定着しています。料理やスムージー、オーツミルクに直接ブレンドできる汎用性の高さも抹茶ならではの魅力です。
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