83歳まで生きた貝原益軒『養生訓』!現代医学が驚愕する長寿の極意

83歳まで生きた貝原益軒『養生訓』!現代医学が驚愕する長寿の極意の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。

益軒は最初から強靭な肉体を持っていたわけではありません。むしろその生涯と経歴を振り返ると、幼少期から胃腸が弱く、幾度も大病を患った虚弱体質でした。福岡藩士の家に生まれた益軒は、若き日に主君の怒りに触れて藩を追放され、約7年間にわたる浪人生活という過酷な挫折も味わっています。

その後、許されて藩医・儒学者として復帰した益軒は、京都へ遊学して本草学(薬学・植物学)や朱子学を徹底的に修めました。名著『大和本草』などを著しながら、「なぜ自分のように体の弱い人間が健康を維持できるのか」を数十年にわたって研究し続けたのです。この壮絶な実体験こそが、貝原益軒の長寿の秘訣に揺るぎない説得力を与えています。

また、益軒の人生を語る上で欠かせないのが、39歳年下の妻・貝原東軒(かいばら とうけん/初名・江)の存在です。東軒は高い教養と卓越した書の手腕を持ち、益軒の膨大な執筆活動を助手として支え続けました。益軒が各地へフィールドワークに出かける際にも同行し、互いを尊重し合うパートナーシップを築いた2人。東軒の献身的な支えと家庭の調和があったからこそ、益軒は晩年まで健やかに研究へ没頭できたと伝えられています。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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