もうシワに悩まない!法被の正しいたたみ方「本だたみ」と保存術

もうシワに悩まない!法被の正しいたたみ方「本だたみ」と保存術に関する深掘り解説を分かりやすく解説いたします。

祭りやイベントでかいた汗、砂埃、屋台の煙などが付着した法被は、そのまま放置すると繊維が劣化し、黄ばみや悪臭の原因となる。しかし、洋服感覚で洗濯機に放り込むのは禁物だ。

法被の洗濯と洗い方で最も注意すべきは「染め方の種類」である。

伝統的な「藍染め」や「本染め(注染など)」の法被は、最初の数回は激しく色落ちする性質がある。洗剤は使わず、冷水または常温の水で優しく押し洗い(水洗い)をするのが鉄則だ。他の衣類への色移りを防ぐため、必ず単独で洗わなければならない。

一方、近年のイベント用ポリエステル法被や顔料プリントの法被であれば、おしゃれ着用中性洗剤を使用し、洗濯ネットに入れて弱水流コースで洗うことが可能である。ただし、漂白剤や蛍光増白剤入りの洗剤は色あせの原因となるため絶対に使用してはならない。

脱水は短時間の「30秒以内」にとどめ、水滴がわずかに残る状態で着物用ハンガー(または厚みのあるハンガー)に掛け、直射日光を避けて風通しの良い日陰で陰干しする。自重によって自然とシワが伸びる効果が得られる。

乾いた後の法被のアイロンのかけ方は、必ず「当て布」を挟んで中温〜低温で行う。特に金銀箔の加工やラバー顔料プリント部分は熱に弱いため、直接アイロンを当てると溶けたり剥がれたりする恐れがある。裏側からスチームを浮かせて当てるか、あて布の上から優しくプレスするのが安全である。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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