ブラジル産鶏肉の安全性は大丈夫?安さの裏にある品質検疫の真実

ブラジル産鶏肉の安全性は大丈夫?安さの裏にある品質検疫の真実についての真相を徹底解説します。

輸入食品に対する不安を解消するうえで、最も重要なのは水際での防御策だ。日本の厚生労働省は、輸入時における残留農薬や動物用医薬品のモニタリング検査を常時実施している。違反が発見された場合には即座に検査頻度が引き上げられ、問題がある事業者の製品は輸入停止措置が取られる仕組みだ。

一方で、家畜伝染病の侵入を防ぐ農林水産省の動物検疫もきわめて厳格だ。ブラジルで野鳥の鳥インフルエンザが発生した際も、日本政府は特定の州からの輸入を一時停止するなど迅速な対応を見せた。ブラジル農業畜産省のカルロス・ファヴァロ大臣も、日本市場の要求水準の高さを受け止め、清浄地域の厳格な区画管理(コンパートメンタリゼーション)を徹底する方針を表明している。JETRO(日本貿易振興機構)の現地調査でも、日本向け輸出ラインは現地国内向けとは完全に切り離され、最高水準の衛生基準が維持されていることが確認されている。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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