冷たい肉そば発祥の地!山形県河北町が誇る絶品グルメと観光の全貌
食の魅力を堪能した後は、町のアイデンティティを形成する歴史と産業に触れるのがおすすめです。河北町は江戸時代、最上川の舟運を利用した「紅花交易」で莫大な富を築いた商人の町でした。その歴史を今に伝える中核施設が紅花資料館です。
豪農・紅花商人であった堀米家の旧屋敷(敷地約5000坪)を復元・活用した資料館には、国指定の重要有形民俗文化財を含む貴重な紅花関係資料や武具、美術工芸品が所狭しと並びます。白壁の蔵が立ち並ぶ重厚な屋敷構えや手入れの行き届いた日本庭園は圧巻の美しさで、初夏には敷地内で鮮やかに咲き誇る紅花を鑑賞できるほか、紅花染め体験プログラムも人気を集めています。
また、河北町はスリッパの生産量日本一を誇る「ものづくりの町」としても全国にその名を轟かせています。履物産業が衰退期に入った高度経済成長期、藁草履(わらぞうり)作りの伝統技術を室内履き製造へと大胆に転換。熟練の職人が一足ずつ手作業で仕立てるスリッパは、耐久性、履き心地、デザイン性のすべてにおいて高い完成度を誇ります。近年は「かほくスリッパ」としてブランド化され、高級ホテルへの導入やふるさと納税の返礼品としても全国から注文が殺到しています。
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