実写版『鋼の錬金術師』がひどい・爆死と酷評された理由と評価の真相
ここまで厳しい批判要素を検証してきましたが、実写版『鋼の錬金術師』シリーズが一切の価値を持たない作品かといえば、決してそうではありません。冷静に振り返ることで見えてくる確かな見どころも存在します。
完結編において登場した舘ひろしのキング・ブラッドレイは、圧倒的な威厳と超人的な剣技を完璧に体現しており、「ブラッドレイの戦闘シーンだけでも観る価値がある」とファンを唸らせました。また、内野聖陽の一人二役(ホーエンハイムとお父様)の演じ分けは圧巻であり、邦画界屈指の名優による凄みを見せつけています。
また、日本映画界において「ほぼ全編に高度なVFXを要するダークファンタジーの巨編」に正面から挑み、最後まで物語を完結させたというプロジェクト自体の挑戦姿勢は、後の邦画VFX技術の発展において重要なステップとなったことは間違いありません。
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