マリア像が流す血の涙の真相とは?奇跡かトリックか科学が暴く実態
日本国内においても、世界的に知られる事例が存在します。秋田県秋田市の手形山にあるカトリック修道会「聖体奉仕会」に安置されている木彫りの聖母像、いわゆる秋田の聖母マリアの涙をめぐる記録です。
この像は1975年1月4日から1981年9月15日までの間に、合計101回にわたって涙を流したと記録されています。単なる宗教的証言にとどまらず、当時の新潟大学法医学教室および岐阜大学において、付着した液体の厳密な科学分析が実施されました。
鑑定を担当した法医学教授らの報告によると、採取された液体は「ヒトの涙液および血液成分」と一致し、O型、B型、AB型などの血液反応が確認されたと報告されています。像自体は強固なカツラの木から彫り出された一体構造であり、内部に液体を仕込む空洞やパイプなどの物理的トリックは見つかりませんでした。1984年には当時のカトリック新潟教区長である伊藤庄治郎司教が信徒向け書簡で「超自然性を否定できない」と認め、現在も世界中から多くの巡礼者が訪れる巡礼地となっています。
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