子供の歯茎に白いおでき!フィステルの正体と永久歯を守る治療法
子供に「痛い?」と聞いても「痛くない」と答えることが多いため、発見が遅れたり様子見にしてしまったりするケースが後を絶ちません。しかし、「痛くない=軽症」ではない点に強い警戒が必要です。
痛みを感じない背景には、2つの決定的な理由があります。
第一に、歯の神経(歯髄)がすでに死んでいるためです。虫歯が歯髄まで達して神経が壊死すると、冷たいものや熱いものがしみる感覚、ズキズキとした激痛はいったん消失します。痛みを感じるセンサーそのものが機能を失っている状態です。
第二に、膿の逃げ道ができたことで内圧が下がったためです。骨の中に膿が閉じ込められている間は強い圧力がかかって激痛を伴いますが、歯茎に穴(フィステル)が開いて膿が外へ漏れ出すと、骨内部の圧力が劇的に減少し、痛みがスーッと引いてしまいます。
つまり、痛くないのは治ったからではなく、感染が次の段階へ進んで病状が悪化した結果にすぎません。
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