山形冷やしラーメンなぜ脂が固まらない?発祥秘話と2026名店巡り
山形のご当地ラーメンとして全国に知られる冷やしラーメンは、山形市本町にある1932年創業の老舗そば店「栄屋本店」が発祥です。
開発のきっかけは1951年(昭和26年)の夏、常連客が放った「冷たい蕎麦があるんだから、冷たい中華そばも作ってくれよ」という何気ない一言でした。当時、初代店主の阿部文四郎氏は開発に着手したものの、スープを冷やすと脂が固まり、麺がスープを吸って伸びてしまう壁にぶつかります。
試行錯誤を重ねること約1年、動物性脂肪の除去と植物油のブレンド技術を確立し、氷を浮かべても最後までコシを保つ特製多加水麺を開発。1952年(昭和27年)夏、元祖「冷やしらーめん」が正式にメニューへ登場しました。盆地特有のフェーン現象で40℃を超える猛暑に見舞われる山形市民の間で瞬く間に大ヒットを記録し、地域全体へと広がっていきました。
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