心電図でQrsが突然消える!ブロックドPacの見分け方と危険性
単発で出現するブロックドPACの危険性は極めて低く、健常者でも日常的に生じる生理的な現象です。主な誘因としては、自律神経の乱れ、過度のストレス、睡眠不足、カフェインやアルコールの過剰摂取などが挙げられます。
一方で、器質的心疾患(虚血性心疾患、心不全、弁膜症、心筋症など)に伴う心房内圧の上昇や心房拡大、あるいは高カリウム血症などの電解質異常がトリガーとなって頻発するケースも存在します。また、ジギタリス製剤や抗不整脈薬、β遮断薬の血中濃度上昇によって房室伝導が抑制され、ブロックドPACが誘発されやすくなる点も見落とせません。
特に注意を払うべき危険な兆候は、ブロックドPACが2段脈や3段脈のように連続して発生し、有効心拍数が急激に低下して顕著な徐脈(ブラディカルディア)に陥るパターンです。脳血流の低下による「めまい」「立ちくらみ」「失神発作(アダムス・ストークス発作様症状)」を招くリスクがあり、見過ごすことはできません。
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