日本の財閥は解体後どうなった?三菱・三井・住友の現在と影の支配力
戦後の高度経済成長期、財閥解体によって持株会社を失った企業群は、メインバンクを中心とした「六大企業集団」へと姿を変えました。この集団は、歴史的ルーツによって大きく2つに分類されます。
1. 旧財閥系グループ(三菱・三井・住友)
戦前からの明確な同族支配の歴史を持ち、解体後もトップ同士の親睦会である「社長会(三菱・金曜会、三井・二木会、住友・白水会)」を組織。商標(マーク)や企業理念の統一性が強く、グループ内の結束力や相互扶助の意識が極めて高いのが特徴です。
2. 銀行系グループ(芙蓉・三和・一勧)
旧安田系を中心とする「芙蓉グループ(富士銀行系)」、関西の有力企業が集結した「三和グループ(三和銀行系)」、第一銀行と日本勧業銀行の統合から生まれた「一勧グループ(第一勧業銀行系)」です。これらは歴史的な血縁関係よりも、銀行からの融資やビジネス連携を目的として結成された緩やかな企業連合としての側面が強くありました。
2000年代以降の大規模な金融ビッグバンとメガバンク統合により、三井と住友が合流(三井住友フィナンシャルグループ)、芙蓉・一勧・旧安田系が統合(みずほフィナンシャルグループ)、三和が三菱に合流(三菱UFJフィナンシャル・グループ)したことで、現在は事実上「3大メガバンクグループを軸とする新たな産業再編」へと集約されています。
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