なぜ「南朝鮮」と呼ぶ?韓国との違いや歴史的経緯と北朝鮮の呼称を解説

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一方で、「南朝鮮(ナムチョソン)」という呼び名を国家の公式用語として使い続けてきたのが北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)です。

北朝鮮の憲法解釈では「朝鮮半島全土が自国の主権領域」であり、南部は「アメリカ軍に占領された未解放地区」と位置づけられていました。そのため、南側の政府を正統な国家として認めない立場から、「韓国」とは決して呼ばず、一貫して「南朝鮮」と呼び、大統領のことも「南朝鮮の傀儡指導者」などと表現してきました。

ところが、この長年の原則に歴史的な地殻変動が起きています。金正恩総書記が指導部において「同族関係ではなく敵対的な二国家関係」への路線転換を公式に宣言したことです。これにより、北朝鮮の公式声明や朝鮮中央通信などの国営メディアにおいて、従来の「南朝鮮」ではなく、あえて敵対国を指す言葉として「大韓民国」という国名を使用するケースが急増しました。呼称の変更は、南北統一を事実上放棄し、別個の敵国として軍事的に対峙するという重大な政策転換を如実に物語っています。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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