愛犬の寝相に潜む危険信号!具合が悪い時の寝方と緊急度チェック
犬が前足を前方に伸ばし、胸を床に擦り付けるように下げながら、お尻だけを高く突き上げた姿勢でじっと耐えていることがあります。これは一見、遊ぼうと誘うときの「お辞儀のポーズ(プレイボウ)」に似ていますが、表情がこわばり、しっぽを振らずに動かない場合は「祈りのポーズ(Prayer position)」と呼ばれる極めて危険な兆候です。
このポーズをとる最大の原因は、内臓、とりわけ急性膵炎(すいえん)や胃拡張・胃捻転症候群、腸閉塞などによる激痛です。お腹を床につけると腹圧がかかって激しく痛むため、痛む部位を浮かせて緊張を和らげようとしています。
犬の腹痛時の寝姿勢を見分けるポイントは、お腹を触ろうとしたときの反応です。普段はお腹を撫でられるのが好きな犬が、触られるのを極度に嫌がって唸ったり、背中を丸めてうずくまり動かない場合は、腹膜炎を伴う重篤な状態に陥っている可能性があります。急性膵炎は急速に全身状態が悪化し、命に関わる疾患であるため、祈りのポーズを確認した段階で直ちに動物病院へ連絡してください。
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