子宮内膜エコーの見方を徹底解説!3層構造や白黒の影・厚さの基準値

今注目を集めている 子宮内膜エコーの見方を徹底解説!3層構造や白黒の影・厚さの基準値について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。

子宮内膜エコーを読み解くうえで、最も代表的かつ重要な所見が排卵直前に見られる子宮内膜3層構造(トリプルライン)です。

卵胞が発育してエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌がピークに達する排卵直前期になると、子宮内膜はエコー上で非常に美しい「木の葉」のようなパターンを示します。具体的には、外側の基底層(白)と中心を通る子宮腔の内膜境界線(白)の間に、増殖して水分を含んだ機能層(黒っぽい低エコー領域)が挟まり、「白・黒・白・黒・白」の平行な3本線のように見える状態を指します。

このトリプルラインがくっきりと現れていることは、以下の2点を証明する好ましい兆候です。

  • エストロゲンの十分な分泌:卵胞が順調に育ち、内膜を増殖させるホルモンがしっかりと働いていること。
  • 良好な血流と細胞増殖:受精卵を受け止めるための内膜機能層が健やかに発達していること。

排卵が完了してプロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌され始めると、内膜全体が分泌物やグリコーゲンで満たされ、3層構造のコントラストは徐々に消失します。そして黄体期中期には、内膜全体が均一に白く(高エコーに)変化していきます。エコー画像における白黒のコントラストは、まさにホルモン環境のダイナミックな推移をそのまま可視化したものと言えます。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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