トマトの食べ過ぎは危険?腹痛や結石リスクと管理栄養士が明かす適量
赤い色素成分であるリコピンは、強力な抗酸化作用を持つことで知られ、アンチエイジングや生活習慣病予防の立役者として親しまれてきた。しかし、いくら身体に良い栄養素であっても限度は存在する。短期間に大量のトマトを消費し続けると、小腸で吸収しきれなかったリコピンが皮膚の角質層や皮下脂肪に蓄積し、肌が黄色や橙色に変化する「柑皮症(かんぴしょう)」に酷似した「リコピン血症」を引き起こすことがある。
また、トマトに豊富に含まれるカリウムの存在も見逃せない。カリウムは余分な塩分を体外へ排出し、血圧を下げる優れたミネラルだ。だが、腎臓機能が低下している人物や、過度な偏食によってカリウムを過剰に摂取した場合、血液中のカリウム濃度が跳ね上がる「高カリウム血症」を招く危険性が潜んでいる。手足の痺れや不整脈といった深刻な不調へ繋がる前に、日常の食べ方を見直す必要がある。
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