呉須とは?染付を彩る青の秘密と天然・洋呉須の違い・絵付け技法を解説

呉須とは?染付を彩る青の秘密と天然・洋呉須の違い・絵付け技法を解説に関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

現代の作陶現場で流通している呉須は、大きく分けて「天然呉須」と「洋呉須(化学呉須)」の2種類に分類されます。それぞれの特性を理解することは、思い通りの作品を仕上げるための第一歩です。

天然呉須は、中国や東南アジアなどの鉱山から採掘された天然のコバルト鉱石(アスボライトなど)を粉砕・精製したものです。マンガンや鉄分を豊富に含むため、焼き上がりはやや黒味や灰色を帯びた、落ち着きのある落ち着いた藍色になります。詫び寂び(わびさび)を感じさせる骨董品のような風合いや、古典的な再現を狙う作家に強く支持されています。

一方の洋呉須は、明治時代以降にヨーロッパから導入された酸化コバルトをベースに、アルミナなどを人工合成して作られた顔料です。不純物が極めて少ないため、目の覚めるような明るくクリアな青色に発色します。焼成温度のブレに対しても発色が極めて安定しており、現代の量産食器や鮮明なグラフィック表現を求める陶芸家に広く選ばれています。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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