日本で「島を買う」現実とは?無人島購入の価格相場と隠された真相
夢のような島所有の裏には、苛烈な維持管理の現実が立ちはだかる。日本の法律において、島全域が一個人の所有地であるケースは限られており、海岸線や水際部分は公有地(国有地)として管理されていることが多い。そのため、島を買ったからといって海岸を自由に改築したり、プライベートな港を無許可で建設したりすることは海岸法や港湾法によって厳しく制限されている。
さらに、給排水インフラの維持、台風や高潮による浸水リスク、定期的な船便の確保、ゴミの処理問題など、生活維持にかかるコストと労力は都市部の不動産とは比較にならない。土地の購入手続き自体は通常の不動産取引と大きく変わらないものの、建築基準法上の制限や環境保護指定、地元の漁業権との調整など、クリアすべきハードルは極めて高いと言わざるを得ない。
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