魅惑の果実香と本物の見極め方!珈琲の貴婦人モカマタリの真実
日本国内で古くから最高級品として知られるのが「モカマタリ No.9」だ。この番号付き等級は、かつてUCC上島珈琲をはじめとする日本の大手商社や輸入業者が現地の選別基準をベースに確立した商慣習に由来する。一般的にNo.9は欠点豆が最も少なく大粒のトップグレードとされ、No.8、No.7と数字が小さくなるにつれてグレードが下がる。
ただし、近年のスペシャルティ市場においては、単なる伝統的な番号格付けだけでなく、生産ロットのトレーサビリティやカッピングスコアが重視されるようになった。伝統的なハンドピックによる選別精度のばらつきを見抜き、真にクリーンで雑味のないロットを選ぶ鑑識眼がバイヤーに求められている。クラシックな「No.9」の看板だけに惑わされず、生豆の鮮度や焙煎日の明確なスペシャルティグレードを選ぶことが、本物のマタリ体験への近道だ。
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