首こりマッサージで死亡事故?脳梗塞を招く危険部位と安全なほぐし方

首こりマッサージで死亡事故?脳梗塞を招く危険部位と安全なほぐし方の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

首の骨を勢いよく鳴らして矯正する行為の危険性については、国の行政機関からも長年にわたり公式な警告が出されています。

厚生労働省(旧厚生省)は、平成3年(1991年)に通達した「医業類似行為に対する取扱いについて(医事第58号)」において、以下のように明確な注意喚起を行っています。

「カイロプラクティック療法の手技のうち、頸椎に対する急激な回転伸展操作を加える手技は、患者の身体に危険を及ぼすおそれがあるため、こうした危険の高い行為については差控えること」

この通知から年月が経過した現在でも、一部の整体院やサロンでは「首の骨の歪みを整える」「可動域を広げる」と称して首を急旋回させる手技が行われているケースが見受けられます。しかし、日本整形外科学会や日本脳神経外科学会などの専門医学会も、首への急激なスラスト動作(急圧・回旋)に対して一貫して危険性を指摘しています。

民間療法としての整体やカイロプラクティックは国家資格に基づく医療行為ではなく、施術者の技術や知識に大きなばらつきがあるのが実情です。「痛快な音が鳴るから効いている気がする」という感覚的なスッキリ感のために、致命的な血管損傷のリスクを冒す行為は避けるべきです。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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